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自民党総裁選 岸田氏が新総裁に 群馬・山本知事「地方の意見踏まえコロナ対策を」(21/09/29)

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菅総理大臣の後継を選ぶ自民党総裁選挙は29日東京都内のホテルで行われ、岸田文雄前政務調査会長が新しい総裁に選ばれました。自民党総裁選挙には、河野規制改革担当大臣と岸田前政務調査会長のほか、高市前総務大臣と野田幹事長代行の4人が立候補しました。

1回目の投票では、国会議員票と「地方票」と呼ばれる党員・党友票を合わせた結果、岸田氏が256票、河野氏が255票、高市氏が188票、野田氏が63票でした。4人の候補者のいずれも過半数を獲得できず上位2人が決選投票に進みました。

投票の結果、岸田氏が国会議員票249票、都道府県票8票の257票、河野氏が国会議員票131票、都道府県票39票の合わせて170票で、岸田氏が河野氏を抑えて。新しい総裁に選出されました。

一方、自民党群馬県連では29日午前、県議会議員らによって党員・党友票の開票作業が行われました。県連の発表によりますと開票の結果河野氏が半数を超える9072票、岸田氏が2割を超える4254票、高市氏が3282票、野田氏が1249票をそれぞれ獲得しました。投票率は65・69%でした。

自民党総裁選の結果を受けて岸田文雄新総裁に対して山本知事は「岸田政調会長は個人的に知っているし、大変誠実でバランス感覚に優れている人だ。地方の意見を踏まえてコロナ対策を進めてほしい」と話しました。

また、支持を表明していた河野太郎議員に対しては「今回総裁選で勝利を手にすることが出来ず残念だ。岸田政権でも主要な役割を果たすと思う、頑張ってもらいたい」と話しました。

自民党県連の星名建市幹事長は「総裁選では4人の候補者がコロナ対策から外交、農業まで幅広い議論を展開していた。岸田新総裁にはこれらの意見をひとつにまとめてもらい自民党としてワンチームで衆院選に臨めれば」と話しました。

また、公明党県本部の福重隆浩代表は「コロナ対策や経済対策など喫緊の課題へスピーディーな対応を期待したい。連立政権として力をあわせてこの難局を乗り越えていけるよう支えていきたい」とコメントしています。

立憲民主党県連の後藤克己幹事長は「岸田新総裁には党派を超えて建設的な議論をする懐の深い政権運営を期待したい。衆院選に向けては立憲民主党も野党として対立軸をしっかりと打ち出して堂々と政策論争を展開したい」とコメントしています。

共産党県委員会の小菅啓司委員長は「岸田新総裁は安倍政権で政調会長や外務大臣など主要な役割を担ってきた人でこれまでの政治を転換する姿勢は感じられない。衆院選に向けては命・暮らし・平和を守る政治を実現するため野党が結束して臨む必要がある」とコメントしています。


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